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露出狂の心理を考察する

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人の行動には全て理屈があるんです。人が何かの行動を起こすのには必ずそこに当事者なりの理屈があります。ですが、世の中には、え?何でそんなことを?と思う行動を取る人がけっこういます。そんな人にも必ず理屈があって行動しているはず。

 

なぜそんなことをしたのか?それを真面目に考察していこうと思う。

[その時彼は何を思ったのか?]完全に僕の憶測でモノを言う新シリーズ。第一弾は春の風物詩、露出狂について考えてみましょう。

 

 

 

埼玉県の本庄署は9日、公然わいせつの疑いで、群馬県藤岡市中栗須、会社員の男(38)を逮捕した。

 逮捕容疑は2月14日午後5時10分ごろ、本庄市駅南1丁目市道で、通り掛かった女子高生2人=当時1年生=に、自己の下半身を露出した疑い。

 同署によると、周辺の防犯カメラに不審な車が映っており、特定した。男は「陰部を出したことに間違いない」と容疑を認めているという。

  

 毎年春になると冬眠から目覚めるかのように現れる露出狂。なぜ彼は、露出をしてしまったのか?

 

彼が露出をしてしまったのには、きっと彼なりの理屈があるはずなのです。

 

上記のニュース記事の男性は、会社員ということで前科も無いよう。ということは、いわば普通の、一般的な会社員の男性です。

 

今まで彼は、下半身を野に晒すことなく、真面目に包み隠してきた。そんな彼が、遂に野に下腹部を解き放ってしまったのです。きっと、のっぴきならない理屈があったに違いない。

 

彼が露出をしてしまった理屈

簡単に言えば性癖なんでしょうが、一言で語ることはできない。例えば痴漢等なら分からないことはない。許されることではないでしょうが、触りたくなる気持ちはわかります。女子高生の短いスカートから伸びる太ももなんか、誘ってるとしか思えず、我慢できなくなる気持ちはわからんでもありません。我慢との葛藤。これは男性ならわかるところはあるはず。

 

だが露出狂は違う。下半身を見せる。彼らの目的はただそれだけです。

相手の反応を楽しむということもあるでしょうが、実際「わ!」って言って驚かせても、大体反応は一緒だと思うんです。どうしても性的なものを見せたいならコンビニにあるエロ本をほら!って言って見せればそれで済むはずです。これなら法に触れない気がする。触れる?知らんけど。でもそれでは満足できないのです。

 

ということは相手の反応を楽しむというのは芯をついた理由ではない気がします。

何か自分の下半身でなければない理屈がそこにあるはずなのです。

 

突然だが僕も中学生ごろ、ど田舎に住んでいた僕は誰もいない裏山に登ってそこで立ちションをするというコンテンツにハマっていたことがあります。開放感とスリルがすごいのです。たまらないのです。下半身に当たる春のまだ冷たい風が、とてつもなく心地いいのです。

 

恐らくは彼も下半身を女子高生に見せるというコンテンツではなく、下半身を見せる自分というスリルの虜だったのです。

 

 だが、そこには確実に犯罪というリスクがつきまといます。普通ならたまらないのだろうが、それは心に秘めておけるでしょう。僕でも裏山で立ちションが犯罪であったならばそれはしませんでした。(犯罪じゃないよね?)ましてや人には絶対に見られたくないし知られたくなかった。ではなぜ彼は、人前に下半身を出してしまったのでしょうか?

 

人に下半身を見せたい願望は僕にはないから考え方を変えてみよう

 

例えば飢餓に苦しむ人に、食べたら懲役5年の食べ物を目の前に置いたとします。それなら僕でも食べるでしょう。なぜなら食べなければ死ぬからです。命の前で懲役5年は軽い。

 

ただ彼は多分だが下半身を見せないと死んでしまうわけではない。もしかしたらその可能性も0ではないがそこは除外しましょう。

 

ということはこの理屈はちょっとハマらない。ではなぜか?

 

露出狂になりきってみる

 

彼の心情を知るために自分を彼の心理に擦り合わせてみよう。理論で説明できなかったら実際にその人物になり切るということは、考察における非常に重要な手段です。

 

 

 ****

私は露出願望のある38歳。名前はタカシ。露出願望はあるが今まではずっと我慢していたし、我慢することはそれほど苦痛ではなかった。あくまで欲求であって、叶わなくともちょっと心がモヤモヤするだけだ。あぁ私の性癖がもっと普通だったらなぁと切に願う。

 

今日私は仕事でミスをした。上司にこれでもかと詰められた。その上司だって仕事ができるわけじゃない。むしろ私の方ができるだろう。ハゲてるし。なんであんなしょうもないやつに38にもなって怒られないといけないんだ。今日はいつにもまして苛立ちが募る。

あーームシャクシャする。あーーもうムカつく。クソ!

あーー出したいな。下半身を丸出しにしたい。スリルを味わいたい。スッキリしたい。

 

 よし!出してしまおう!

 

決めた。下半身を野に放つ。明日出そう。明日下半身を出して外を歩こう。いやでも流石にまずいかな。もし捕まったら会社にもバレてしまう。家族にも、両親にも伝わるかもしれない。下半身を出して捕まるなんてダメだ。よし、トレンチコートを着よう。コートの下が裸ってだけでも興奮しそうだ。

 

翌日

ヤバイな…コートの下が裸ってだけでギンギンだ。癖になりそうだ。

やば!OLだ!うお〜すれ違うだけで興奮する…まさか俺がトレンチコートの下が裸なんて思わないだろうな…。あーーー…。もっとしたいな…もっと興奮したいな…。

ちょっと…ちょっとだけ見せたいな…

あ!女子高生だ!あの子達はもしかしたらまだ見たことないかもしれないな…あーー…。

あーーーーーー…。

 

………………。

 

………。

 

 

よし!見せよう!!

 

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**** 

 

ごめんなさい。見せちゃいました。

 

実際彼の心理に身を置いて見たらわかりました。裸トレンチコートまでやったらもう止まりませんでした。

 

その場に立って見たらもう犯罪だとか会社がどうとかの感覚なくなりました。ただ、純粋に見せたい。そのこと以外考えられない。

あなたも気をつけてください。裸トレンチコートまでやったら出しちゃいます。出しちゃうんです。

少しだけ露出狂の心理に触れられた気がします。

 

本日は以上。それでは。

 

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