Hideout-Magazine

無職が隠れて書くウェブマガジン

お化けが出た時を想像すると気まずい

f:id:jonnyhi0122:20190417053215p:plain

 

最近暇を拗らせたのかなんなのか、心霊系の動画やらネットメディアなんかを見漁ってるんですよね。心霊スポット巡りやら、怖い話やら。

 

それで見ていてすごく思うんですが、

もし幽霊が出た時を想像すると…気まずくないですか?

 

 

怖い話だと幽霊を見るやいなや、気絶する

色々な怖い話を見ていて、必ず共通することは、幽霊に出くわすと気絶するか死ぬかどちらかなんですよね。これはまず間違いない。たまに時間差で死ぬパターンもあるけど、心霊スポット巡りでは、何かいた気がするで実際に出会ったパターンはない。

 

で、ここで凄い思うことなんですが、幽霊が出ます。はい。バーっと。ここで僕ももちろん怖いので「ぎゃーーーー!!」てなります。はい。なりました。

 

…で?

 

ここで僕も気絶すればいいですよ。それならそこで幽霊体験は終了するじゃないですか?で、後日談として、「あれは一体なんだったのか…」となるならいいですよ。

でもさ、そんな簡単に人間って気絶します??

 

例えば恋愛で例えると、恋愛は付き合ったら終わりじゃないですよね。必ずそこからの日常が存在するわけだ。そこからデートしたり、肉体関係が生まれたり、結婚なりなんなりがあって、そこから先の生活があるわけです。

 

つまり何が言いたいのかっていうと、幽霊と出会って気絶しなかったパターンを想定したいんですよ僕は。

 

気絶しなかったパターンの未来

幽霊と出会うじゃないですか。「ギャー!」っと。で、こちらが気絶しなかった場合。どうなります??

佇む幽霊。見つめ合う僕。

 

流石に僕だって幽霊と見つめ合うと素直におしゃべりできないじゃないですか。津波のような恋じゃないですか。で、どうなるんですか?

そこで幽霊も空気を読んでスーッっと消えてくれるならいいんですが、幽霊になるぐらいだからそう簡単に消えないですよね?そもそもすぐ消えるなら出てこないでしょうし。

 

もし消えなかった場合。外ならぎゃーーーー!と逃げればいいんでしょうが、じゃあ例えば逃げ場のない屋内だった場合。例えば自宅にしましょう。

 

自宅で出た場合。外に逃げたところで、どうせ自宅なんだから帰ってこないといけない。だったらそもそも外に出ること自体無駄とも言える。だって、幽霊相手だと警察になんとかできるものでもないでしょう。つまり、こちらが逃げなかった場合、幽霊と一時的に共存することになるじゃないですか。その場合どうなるんですか?

 

佇む幽霊。佇む僕。その先ってどうなりますか?

これが例えば恋人であれば、そこから会話に発展するでしょうし、ソファに座って映画でも見ようってなるでしょう。

ところが幽霊の場合、おそらく会話はできないでしょう。

 

となると、お互いが佇んだ時間がただ過ぎることになる。もちろんこっちだって幽霊初体験なわけです。そりゃー怖い。最初は膝ガクガクでしょう。でも、小一時間佇んでいたら、慣れると思うんです。ではその先どうなると思います?

 

例えばお化け屋敷に住んでいたら、最初は怖いでしょうが、一ヶ月も住んだらお化けスタッフに「お!今日もやってる?」って感じになるでしょう。スタッフは「今日は客少ないんでおどかしがいないんですよね〜」となるでしょう。この場合は全く気まずくない。なぜなら会話が成立するからだ。

 

ところが、幽霊が会話が成立しないと考えるとどうでしょう。

おそらく見つめあったまま朝になって、こっちだって仕事(無職だけど)だから幽霊なんか相手にするわけにもいかず、脇を通って支度するじゃないですか。「ちょっと失礼」って。

 

そんで疲れて帰って、家に帰るとまだ佇んでるんですきっと。もちろん帰ってきてすぐは「うわ!」ってなりますよきっと。でもこっちはそれで気絶しない精神の持ち主。

知らないおっさんなら警察に突き出すなりできますけど、幽霊だとそうもいかない。

 

となるともはや、「合法的に家にただいる人」になるわけです。飲み会で端っこにいる絡みづらい人がずっと家にいるようなもん。怖いというより「帰ってほしい」が強烈にくる気がするんですよね。

 

ということで、幽霊、出るなら気絶させてほしいというお話でした。

本日は以上。それでは。

 

 

本日は以上です。

 

この記事が面白かったという人は、ツイッターのフォロー、もしくははてなの読者登録、SNSで共有お願いします。リアクションをもらえると、もっとこういう記事を書こうという意欲が湧きます。

 

ツイッターはこちら。

twitter.com

 

ブログの読者登録はこちらをクリック