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【ヴェノム】MARVEL映画はアンパンマンとだいたい一緒

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ヴェノム。凄いですね。

MARVEL映画公開される度に見に行くんですが、単純にすごい。面白いね。

 

何が凄いってね、ストーリーをもう全く重要視してないんですよ。

映画館で見ることでの迫力感。細かい矛盾点なんてすべて無視して映像美と迫力で魅せる。映画にストーリーなんていらなかったんじゃ!!

 

ヴェノムのストーリーを紹介します。


ここからはネタバレになりますが、MARVEL映画はネタとかそーゆーの楽しむものじゃないんでこれから見に行くって人も、あんまり気にしないで読んで大丈夫です。

 

 

ストーリーは
「なんか知らんがすごい能力を身につけた!なんか悪い奴出てきた!やっつけろ!」
これだけです。

 

MARVEL映画はいつもこれ。
これに薄皮が付いたものがMARVEL映画というものです。つまり餃子みたいなもんです。

 

本質的にはアンパンマンと大体一緒。アンパンマンを超絶リアルにして、バタコさんとの恋愛エピソードをうす〜く入れたらMARVEL映画の出来上がりです。

 

もちろんバカにしてません。それでも面白いから凄い。

 

ヴェノムの壮大な矛盾点

まずあの黒くてデカくて歯がギザギザしたヴェノムという生物。アレ本体はスライムみたいな生き物でどうやら人間に寄生するとバケモノみたいな感じになるようです。

なぜかは知りません。そのあたりの設定の説明は一切ありません。

そーゆーもんなんです。

 

地球外生命体ヴェノムはどうやって地球に来たのか?

その辺の解説は1ミリもありません。

いつのまにか研究所にあって、なんか飛行機事故にあった時に飛行機に貼り付いてたみたいです。どこの星の生物とか、地球に来たのはなんのためなのか、その辺の設定は一切ありません。そーゆーもんなんです。

 

更に、主人公に寄生したヴェノムは、最初は人間を食べようとしていましたが、なぜか主人公を気に入り、地球もいいもんだとか思うようになります。
ただ、主人公を気にいる印象的なシーンなどは存在しません。なんか主人公の体を好き勝手に使ってたら、なぜか主人公を気に入り、地球もいいもんだとか言い出します。映画の中ではその間10分ぐらいです。何がきっかけかは知りません。そーゆーもんなんです。

 

ラストのシーンでは、主人公ヴェノムと敵ヴェノムが戦うんですが、敵ヴェノムは飛行機に乗ろうとしていて、味方ヴェノムはそれを阻止しようとしています。確か仲間を呼びに行くんだっけ?そんなような理由だったと思いますが、そもそもロケットでいけるところなの?というかお前はどうやって地球に来たの??

 

 

結果、敵ヴェノムもろとも主人公ヴェノムも死にます。というか戦闘シーンがどう考えても圧倒的に短いです。何なら前半の主人公がジャーナリストやってて結果して落ちぶれるという、要はストーリー上の薄皮の部分の方が長いです。

餃子を作ったつもりが肉まんだったみたいです。まー肉まんも美味しいけど、もっと見たかったな。

 

何でヴェノム生きてたの??

そしてエンディングに向かい、ヴェノムいなくなって寂しいな…と主人公が悲しむのですが、…やっぱり生きてた!となります。あの時どうやって助かったのか、みたいな描写が普通あると思うんですが、そんなものは一切ありません。生きてたもんは生きてたんです。そーゆーもんなんです。

 

 

映画にストーリーは必要か?

ぶちゃけ今回のヴェノムに関して言えば、主人公がヴェノムに寄生されるシーンとか、研究者がヴェノムを使って他の惑星に移住しようとしてるシーンとか、あんまり必要ないと思うんですよね。もっと言えば前半の主人公ジャーナリストパートの1時間ぐらい丸ごといらない。

 
一応起承転結の形になってるんだけど、MARVEL映画に関して言ってしまえば、そもそもだれも起承の部分を重要視していないでしょう。


AVのインタビューシーンとかと同様。いや違うか。インタビューシーンは必要だった。ゴメン。AV女優が子供の頃の生徒会長だったとかインタビューで答えてたらくっそ燃える。アレは重要だ。ごめん。

 

正直さ、難解な映画とか、例えばSAWとか、あとヒューマンストーリーとか、内容途中でわかんなくなりませんか?俺がアホなだけ?

一語一句無駄のない洗礼された映画とか、無理なんですよね。だって、2時間見てたら一語一句覚えてないし。ラストシーンで大どんでんがいし!みたいな映画、序盤のちょうどどんでん返されるシーンの詳細覚えてないし。というか外人だと誰が誰だかわかんなくなるし、名前覚えられないし。これ俺だけですか?名前はもう「たかし」とか「みつる」とかにしてくれ。聞きなれない人名覚えられないんじゃ。

 

その点MARVELはかなりわかってるんですよね。もう序盤とか関係ない。

面白い雰囲気を作れればOK!みたいな。

 

例えばちょうど先週末に公開された「ボヘミアンラプソディー」も見たんだけど、似たようなもんでした。キャッチコピーに「ラスト21分の衝撃」ってあったけど、まさにそれ。ラストまでの1時間半はQUEENのライブ21分間を盛り上げるための前菜のようなもの。ぶっちゃけその1時間半は「大変なことがあった。」の一言で全部説明がつく。

正直結構退屈な1時間半を何とかQUEENの曲でもたせてるような物。

ただ、それが要は待ちに待ったという演出になり、最後のシーンで爆発するんです。

 

映画なんてそれでいいと思うんですよ。

だって、覚えてられないもん。

 

世間にウケるものはいつだってわかりやすいもの

だと思うんですよ。

例えば世界最大の漫画とも言えるドラゴンボールなんてまさにそれ。

なんか敵がどっかからやって来て、それをすごいパワーで倒すぞ!って。

 

もちろんデスノートみたいな知的な漫画があってもいいんだけど、アレはアレで戦闘力が知力になっただけで本質は一緒。拳で殴るのか言葉で殴るのかの違い。

 

映画なんか娯楽として、だらだらゆったりして見たいのに、何で休みの日まで脳みそ使って色々考えなきゃいけないんですか?難解な映画なんて、そんなもんは普段脳みそ使ってない思考停止マンがたまーに脳みそ使った気になるために見るものでしょ?

俺は普段から色々考えてるからそんな必要ないんです。というかあーゆーの映画館で見る意味ある?

 

だから僕は今後もアホでも理解できるMARVEL映画をみます。

 

MARVEL映画は映画館で見てこそ

MARVEL映画の醍醐味は迫力です。

 

バイクシーンの迫力は映画館ならでは。お前の家のちっちぇーテレビではアレは味わえません。ヴェノム面白かったです。

 

MARVEL映画こそ映画館で見るべき映画だと僕は思います。

 

本日は以上。それでは。

 

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